遂に登場！シリーズ最新のＣｏｍｐーＲです


今までのＣｏｍｐシリーズはＣｏｍｐ１をベースにそれぞれの持ち場を補完した仕様ですが、今回のＣｏｍｐ−ＲはＣｏｍｐ１の成分に依存しない全く別設計のＣｏｍｐです。Ｃｏｍｐ１の最大の売りであった潤滑性と加水分解安定性を凌ぐＣｏｍｐ−Ｒの成分は自動車分野以外で使用されるエステルを主成分としています。ですので今までＣｏｍｐシリーズで最も低粘度であったＣｏｍｐ３よりも低粘度な仕様でありながら驚異的な加水分解安定性を誇り、また耐熱性もあのＣｏｍｐ２に迫る性能を得ることに成功しています。


粘度が低めなので、１０％の配合でも１ｃＳｔほどしか動粘度を上げませんのでＣｏｍｐ１やＣｏｍｐ２で粘度が上がりすぎていたような方には最適です。ＶＡ−ＺＥＲＯで調整した粘度とはまた違ったＣｏｍｐ特有のフィーリングを得ることが出来ます。


Ｃｏｍｐ−Ｒはあらゆる基油に溶解しますので相手の基油を選びません。また他の全てのエフェクターとも混合して使用することが出来ます。配合量は５％以上が好ましいです。これまでのＣｏｍｐ同様、油性向上剤（ＦＭ系）となりますが、２０％以上の配合も問題ありません。


エフェクタールブＣｏｍｐ−Ｒの代表性状


動粘度４０℃・・・・・・３５３，６ｃＳｔ


動粘度１００℃・・・・・４０，４ｃＳｔ


粘度指数ＶＩ・・・・・・・１７１


流動点・・・・・・・・−１２，５℃


引火点・・・・・・・・２９０℃